重箱式巣箱をお買い上げの方に採蜜後の巣クズをサービスしていますが、この巣クズは溶かしてゴミを取り除くとミツロウになります。
この巣クズを溶かすとニホンミツバチを誘引して捕獲する効果があります。
ミツロウを巣箱内部全体に塗布する人がいますが、梅雨どきくらいになるとカビが生えることがあるため、あまりお勧めしません。
天板と、巣門外側付近と底板に塗布することをお勧めします。
天井は、ミツバチが住み着くと最初に巣を作り始めるところですが、ミツバチが巣を作ったところにはカビが生えません。
また、やまみつやの巣箱は巣門から底板まで27センチほどの高さがありますが、仮に底板にカビが生えてもミツバチにとってはあまり気にならないようです。
待ち桶は風の通りが良いところに設置することをおすすめしていますので、巣箱の外側に塗布したミツロウにはカビが生えることはほとんどありません。
天板の内側に巣クズを置き、カセットボンベのバーナーとスクレパーを用意します。
バーナーではなく、ライター、チャッカマンなどでもかまいません。
バーナーの熱で軽くあぶり溶かします。
このときにあまりいつまでも熱するとミツロウが変質して香りが飛んでしまうので注意してください。
スクレパーで広げますが、溶かしたままでも構いません。
巣門の外側にも巣クズを置きます。
バーナーで軽く炙って、
広げます。